引越し準備・手続き

赤ちゃん連れの引越し|段取り完全ガイド

公開:2026年4月22日 更新:2026年7月30日

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赤ちゃん連れの引越し|段取り完全ガイド
赤ちゃん連れの引越しは、準備の"順番"が全てを決めます。 9回引越してきた経験から、実際のスケジュールと「やってよかったこと・失敗したこと」を本音で解説します。

この記事でわかること

  • 赤ちゃん連れの引越しを「2フェーズ」で見通す全体スケジュール
  • エリア選び〜直前準備まで、時期ごとにやること
  • 見落としがちなポイントと、荷解きを楽にする工夫

赤ちゃんを抱っこしたまま段ボールの山を見上げて、「私、本当にこの引越し終えられるのかな……」って泣きそうになった日、ありませんか?

授乳のリズム、夜泣き、お昼寝、離乳食。赤ちゃん連れの引越しは、普通の引越しとは別物ですよね。私も最初はそうでした。

でも、段取りさえできていれば思ったより負荷が削減できるんです。
独身時代の一人暮らしから子育てまで、ライフステージの節目ごとに9回引越してきた経験から、赤ちゃん連れ引越しの実際のスケジュールと「やってよかったこと・失敗したこと」を本音で解説します。

この記事では、物件を決める前の動き方から、入居後の"荷解き地獄"を回避するコツまで、私の失敗談も全部開示しながらまとめました。

読み終わるころには、「これならわが家もできそう」と思ってもらえるはず。一緒に見通しを立てていきましょう。


もくじ

赤ちゃん連れの引越しって本当に大変?できるの?

結論から言うと、赤ちゃん連れの引越しも、段取り次第でちゃんとできます。私自身、上の子が生後10ヶ月のときに引越しを経験しました。「できるの……?」って、引越しを検討し始めた半年前は、私も同じ気持ちでした。

ただ、ひとつだけ正直に言わせてください。普通の引越しとは、やっぱり別物なんですよね。

9回の引越し経験のうち、独身時代・夫婦2人時代・そして赤ちゃん連れ。どれも全然違う大変さがありました。赤ちゃん連れの引越しは体力勝負というより、「どれだけ先に考えておけるか」がすべてだなと感じています。これがわかっているだけで、準備の仕方がまるっきり変わります。

普通の引越しと違うな、と思ったのは次の3つです。

  • 授乳・睡眠のリズムを崩せない(崩すと1週間単位で響いてくるんですよね……)
  • 予防接種のスケジュールを止められない(小児科の変更や手続きが絡みます)
  • 赤ちゃん用品は"量が多いのに繊細"(ベビーベッド、哺乳瓶、ベビーカー……)

この3つを早めに頭に入れておけば、赤ちゃん連れの引越しもちゃんと終わらせられます。大丈夫です。

ここからは、引越しの流れを2つのフェーズに分けて一緒に見ていきますね。

  • Phase1:物件を決めるまで(私の場合、約6ヶ月)
  • Phase2:物件決定〜入居まで(約1ヶ月)

実は、契約から入居までって想像よりずっと短いんです。「気づいたら時間がなかった……」を避けるために、物件を決める前からの動きも含めて整理していきます。


【Phase1】物件を決めるまで|赤ちゃんがいる家庭のエリア選び

物件探しを始めてから決めるまで、私はだいたい3ヶ月かかりました。そこに至るまでのリサーチ期間も含めると、半年がかりです。

「半年もかかるの……?」と思うかもしれませんが、赤ちゃんがいると細切れの時間でしか動けないので、これくらいかかると思っておくと気持ちがラクです。

やることリスト(Phase1)

  1. 引越し検討をスタート(物件探しより前に、家族で方向性を決める)
  2. エリアと路線のリサーチ(通勤時間・保育園・学区をセットで)
  3. 保育園リサーチ(自治体のオンライン説明会→個別相談が効率的)
  4. 物件探し(不動産屋とSUUMOを併用)
  5. 内見(赤ちゃん目線で段差・コンセント・床材をチェック)

保育園リサーチでやってよかったなと思うのは、区のオンライン説明会→個別相談の流れ。HPのどこを見ればいいか、何を確認すればいいかを直接教えてもらえて、ひとりで調べるよりぐっとラクでした。自治体によって名称は違いますが、ほとんどの区市町村で似た仕組みがあるはずなので、まずは問い合わせてみるのがおすすめです。

Phase1で私がやらかした2つの失敗

ここからは、私が実際にやらかした失敗を正直に書きます。同じ思いをしてほしくないので……。

失敗①:学区に納得していないのに妥協した

「保育園選考に不利になるかも」と焦って、学区を妥協して契約しました。子どもが大きくなるにつれてモヤモヤが強くなり、今まさに学区を理由にもう一度引越しを検討中です。1回目の焦りを2回目の引越し費用で取り返している状態……。保活で焦る気持ちはわかりますが、学区だけは妥協しないでほしいです。

失敗②:「近くに保育園がある」≠「入れる」だった

新居のまわりに保育園が10件あったのに、実際に入れたのは徒歩30分の園でした。保育園の入園選考は、自治体ごとに優先順位の付け方が違うので、駅近・人気園は最初から入れない前提で選択肢を組むのが安全です。

→ 保活と学区の詳しいチェックポイントは、別記事にまとめました:赤ちゃん連れ引越しで保活・学区を後悔しないための3つのチェックポイント


【Phase2-A】契約〜2週間前|見積もりと荷造りスタート

物件が決まったあとは、思っているより本当に時間がないです。

私の場合、物件決定から契約まで約3週間、契約から入居まで約1週間。つまり決定から入居までトータル1ヶ月ちょっとでした。この1ヶ月で、見積もり・荷造り・手続きを全部こなすことになります。書き出してみるとけっこうな量なので、時系列で少しずつ進めていきましょう。

物件決定〜1週間(契約前)

  • 引越し業者の見積もり(赤ちゃんがいることを必ず伝える)
  • 区内の短距離なら暮らしのマーケットなど地元業者も比較対象に(時間帯や作業内容に柔軟に対応してもらえることがあります)
  • 不用品の処分開始(赤ちゃんが寝ている間にコツコツ)

契約後〜2週間前

  • 荷造りスタート。赤ちゃんが使わないエリアから順に
  • 平日は赤ちゃんの寝た後、土日は夫と手分けが現実的かなと思います
  • 住所変更手続きのリスト作成(児童手当・乳児医療証など/※区内引越しなら不要なものも多いです)

見積もりは何を伝える?

赤ちゃん連れの引越しで差が出るのは、業者選びそのものより「いつ見積もりを頼むか」と「何を伝えるか」かなと思っています。

物件決定後〜1週間以内に動くのがおすすめです。見積もり依頼のタイミングで、次の情報を先に渡しておくとスムーズです。

  • 赤ちゃんがいること(月齢も伝えると親切です)
  • 希望の作業時間帯(授乳・昼寝を避けたい時間があれば)
  • 荷解きまで頼みたいか(「荷解きパック」「おまかせパック」希望かどうか)
  • 連絡方法の希望(電話NGならメール希望と明記)

物件が決まったら、できるだけ早く見積もりに動くのがおすすめです。とはいえ、何社も電話するのは赤ちゃんがいると現実的じゃないですよね。

一括見積もりサービスなら、1回の入力で複数社から見積もりが届くので、まずは相場をつかむのに使いやすいですよ。電話対応の負担もぐっと減ります。

→ 子連れ引越しの費用相場をチェックする


【Phase2-B】1週間前〜当日|直前準備

1週間前にやること

  • 赤ちゃん用品を"引越し日用""新居すぐ使う用""しばらく使わない用"の3つに分ける
  • ミルク・おむつを多めにストック
  • 冷蔵庫・洗濯機の水抜き
  • 引越し当日の赤ちゃんの過ごし方・居場所を確保(親族・友人に協力をお願いできそうか、早めに相談を)

当日のスケジュール

  • 赤ちゃんと一緒に過ごせるよう、授乳・おむつ替えスペースを最後まで残しておく
  • 家の中が落ち着かない時間帯は、新しい街をお散歩するのも手。赤ちゃんと一緒にぶらっと歩くだけで、今後の生活に役立つ情報収集もできて一石二鳥です
  • 住所変更・免許証変更は夫婦で分担。区民事務所・派出所の窓口が使えれば平日でも時短できます

「これ全部できるかな……」と思った方、大丈夫です。完璧にやろうとしなくていいんです。7割できれば十分。残り3割は当日なんとかなりますし、できなくても自分を責めないでくださいね。

引越し当日、赤ちゃんはどこで過ごす?

引越し当日、知らない人の出入り・騒音・ほこりは、赤ちゃんにとってもけっこうストレスになるんですよね。とはいえ、多くのご家庭では赤ちゃんと一緒に引越しを進めるのが現実かなと思います。過ごし方の選択肢は、主に2つです。

1. 新居の一部屋(または一角)を「赤ちゃんスペース」にする(ベスト)

  • 作業が入らないエリアを決めて、そこで赤ちゃんが過ごせるようにする
  • ただ、赤ちゃんを一人にはできないので、家族・親族・友人に手伝いに来てもらうのが前提になります
  • 私も実家から手伝いに来てもらって、だいぶ助かりました

2. 家族の誰かが近所に連れて出る(次善)

  • 児童館・ショッピングモール・カフェ・新居周辺のお散歩など
  • 日中の数時間だけでも、赤ちゃんと作業を切り分けられるとだいぶラクです

ちなみに一時保育は、「事前に何度か預ける必要がある」「引越しは時間が読めない」ことから、当日利用は現実的ではないので選択肢から外しています。


赤ちゃん連れ引越しで見落としがちな4つのポイント

Phase1・Phase2以外にも、やらかした失敗や、気づいてよかった注意点があります。先に知っておくと少しラクになると思うので、正直に書きますね。

1. 電気・ガス開通が引越し当日=お湯が使えない時間ができる

遠方の引越しなども含めて、電気・ガスの立ち会いは引越し当日〜翌日になることが多いです。つまり、入居直後にはお湯が使えない時間が発生します。ミルクも作れない、離乳食も温められない……と、赤ちゃんがいると結構困る場面なんですよね。

私は事前に気づいて水筒に熱湯を入れて持参したので助かりましたが、当日のバタバタで忘れていたら確実に詰んでいました。

👉 対策:引越し当日にお湯が必要になる可能性を想定して、ミルク・離乳食のお湯は水筒で持参がおすすめ。これだけで入居直後の数時間を安心して過ごせます。

2. 哺乳瓶を段ボールに入れてしまって探せない

荷造りのテンションで、哺乳瓶を一般の段ボールに紛れ込ませてしまい、新居で小1時間探し回る羽目に……。赤ちゃんが泣いている横で探し物をするのは、本当にしんどかったです。

👉 対策:

  • 引越しが長引くことも想定して、哺乳瓶は多めに手荷物に入れておく
  • 段ボールに入れる場合は、派手な色のガムテープで目印をつけて、すぐ見つけられるようにしておく

3. 夜の荷造りで睡眠不足に

赤ちゃんが寝た後に荷造り→睡眠時間削る→翌日ゾンビ、の悪循環。これを1週間続けたら、心も体もボロボロで……。ママが倒れたら引越しどころじゃないと、身をもって知りました。

👉 対策:夜だけに頼らない。土日は夫と手分けして、平日の夜は短時間で切り上げるのが、結果的に一番進むと思います。

4. 新居の安全対策が間に合わなかった(特に"開梱中")

マンションから戸建てへの引越しで、コンセントの数が一気に増えたことに気づかず、コンセントカバーを急いで買い足すことに。

でも、本当に大変だったのは開梱中の安全管理でした。

  • 段ボールの端材を赤ちゃんが口に入れる
  • カッター・ハサミに近づく
  • 開梱して出した物にすぐ手を伸ばす

👉 対策:赤ちゃんではなく、作業スペースの方をベビーゲートで区切るのがおすすめです。例えばキッチンの入り口にベビーゲートを設置して、作業スペースを固定する。そうすると必要以上に開梱しなくなりますし、出したものを優先的に片付ける流れが自然にできます。

環境が変わって不安定な赤ちゃんを区切るより、作業側を区切るほうが、赤ちゃんにも親にもストレスが少ないかなと感じています。ここは個人的な見解ですが、参考までに。


引越し後の"荷解き地獄"を回避する2つの工夫

正直に言うと、私が引越しで一番不安だったのは当日より"荷解き"でした。

「整った生活」が心の健康にかなり影響するタイプで、段ボールの山に囲まれた暮らしが長引くと、それだけで病みそうになります……。でも、授乳と寝かしつけを回しながら片付ける時間なんて、ほとんど取れないんですよね。同じ気持ちのママ、きっと多いはず。

しかも、赤ちゃんが新しい環境に慣れるまでは、夜泣きや場所見知りで手がかかることも多くて。余計に片付けの時間が取れないんですよね……。

そんな私がたどり着いた、荷解き地獄を回避する2つの工夫です。参考になればうれしいです。

1. 段ボールに「移動先の部屋」をマーキング

引越し業者から支給される段ボールには、移動先の部屋を書く欄がついていることが多いんです。そこに「A=キッチン」「B=寝室」「C=リビング」などと記入して、新居側の部屋の入り口にも同じ記号を貼っておくと、業者さんが段ボールを正しい部屋に配置してくれます。

後から段ボールを部屋間で運び直す手間がなくなるだけで、荷解きのスピードが段違いに。色付きテープやマーカーで識別するだけでも、けっこう効果があります。

2. "開けない段ボール"を許可する

全部の段ボールを1週間で開けようとしないでくださいね。赤ちゃんがいる限り、物理的に無理だと思います。

「1ヶ月開けなかったら、中身は要らないものだった」くらいの気持ちで、後回しの段ボールは押し入れに突っ込んでOK。開かない=不要と判断して、そのまま断捨離くらいの割り切りが、結果的に心の健康を守ってくれるかなと思います。


まとめ:赤ちゃん連れ引越しは、"2フェーズ"で見通せば怖くない

赤ちゃん連れの引越しで一番大事なのは、体力よりも段取りと先回りです。

ポイントを最後にまとめますね。

  • Phase1(物件決めるまで)では、エリア・学区・保活をセットで検討
  • Phase2(契約〜入居の1ヶ月)は時間がない前提で、見積もり→荷造り→手続きを並行
  • 見積もりは物件決定後すぐ依頼、伝え方で負担がぐっと減る
  • 引越し当日より"荷解きまで"見通しておくのがカギ
  • 7割できれば十分。残り3割は「まぁいっか」で大丈夫

あなたが今、Phase1にいるなら

エリアと保活の検討から始めましょう。学区まで含めて見ておくと、私のように"2回目の引越し"を回避できます。

→ 赤ちゃん連れ引越しで保活・学区を後悔しないための3つのチェックポイント

あなたが今、Phase2にいるなら

まずは見積もりから動くのがおすすめです。1ヶ月は思っているより短いので、後回しにすると選択肢が減っていきます。

→ 子連れ引越しの費用相場をチェックする


新居で赤ちゃんの笑顔を見る。そのゴールを思い描きながら、無理せず進めてくださいね。あなたなら、ちゃんと乗り越えられます。

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この記事を書いた人

はれまの

ライフステージの変化に合わせて引越しを重ねてきた、子育て中の会社員ママ。引越しから始まる、暮らしの整え方を書いています。

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最終更新:2026年7月30日

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