子連れ引越しの費用相場を家族構成×距離別の早見表で確認できます。「子連れだから高い」は誤解で、費用を決めるのは荷物量・距離・時期の3つ。引越し9回の経験から実際に効いた工夫を紹介します。
「子連れの引越しって、普通より高くなる気がする…」と、私もずっとそう思っていました。
子どもがいるから特別な手間がかかるし、
業者さんへの気遣いも必要だし、
やっぱり割増になるのかなと。
でも、人生の節目ごとに9回引越してきて分かったのは、
「子連れだから高い」は誤解だったということ。
引越し費用を決める主な要素は「荷物量・距離・時期と曜日」の3つで、
子どもがいるからという割増は、基本的にありません。
この記事では、その経験から、
費用の相場感と、実際に効いた3つの工夫をお伝えします。
「高くなるのが当たり前」ではなく、
「何を工夫すれば下がるか」を知っておくだけで、
見積もりを取るときの安心感がだいぶ変わりますよ。
子連れ引越しの費用相場|家族構成×距離別の早見表
まずはざっくりとした相場感を、一覧で確認しておきましょう。
荷物2〜3人分・閑散期で動いた場合の目安です。
| 家族構成 |
近距離(〜50km) |
中距離(50〜200km) |
遠距離(200km〜) |
| 夫婦+赤ちゃん(3人) |
4〜7万円前後 |
7〜12万円前後 |
12〜20万円前後 |
| 夫婦+未就学児2人(4人) |
6〜10万円前後 |
10〜16万円前後 |
16〜25万円前後 |
| +繁忙期(3〜4月・8〜9月) |
上記の1.5〜2倍 |
上記の1.5〜2倍 |
上記の1.5〜2倍 |
※引越し業界の公開見積もり情報・私自身の引越し経験を参考にまとめた目安です。
荷物量・搬入条件(エレベーターの有無・道路幅)によって変わります。
ここで先にお伝えしておきたいのが、
「子どもがいるから特別に高くなる費用」というのは、原則ないということです。
「子連れだと割増料金がかかるんじゃ…」と心配しているママ、
安心してくださいね。
費用を決める3つの要素
3つの要素を、それぞれ順番に見ていきますね。
- 荷物量:トラックサイズと作業時間に直結
- 距離:近距離か県跨ぎかで適した業者が変わる
- 時期と曜日:繁忙期と閑散期で1.5〜2倍の差
エレベーターの有無や階数、駐車場の位置、オプションサービスでも金額は動きますが、
ベースを決めているのはこの3つ。「子連れだから」という割増は基本的にありません。
ただ、正直にお伝えすると、乳幼児がいるご家庭は
思ったより荷物が多くなりやすいんですよね。
ベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッド、おもちゃ、絵本、季節外のベビー服…。
「うちはミニマル派だから大丈夫」と思っていても、
いざ段ボールに詰め始めると「え、こんなにあったの?」となるパターン、
私も経験しました。
つまり「子連れだから高い」のではなくて、
「子どもがいると荷物が増えがちだから、結果として費用が上がりやすい」
というのが実態に近いです。
工夫①|時期と曜日をずらすだけで費用は1.5〜2倍変わる
費用を抑えたいときに、いちばん効果が大きいのが「時期と曜日」のコントロールです。
繁忙期(3月)と閑散期(11月)の両方で引越しを経験したことがあるのですが、
同じくらいの荷物量・同じくらいの距離で、費用が1.5〜2倍違いました。
見積書を見たときは「同じことしてもらうのに、こんなに違うの…?」と
正直びっくりしました。
需要が落ち着く時期・曜日を選べるとぐっと安くなる、というシンプルな話です。
- 時期:一般論として、5〜6月・11〜12月(年末年始除く)あたりは需要が落ち着きやすいと言われています
- 曜日:平日(特に火・水・木)
- 時間帯:午後便・フリー便(業者の都合に合わせる)
ただ、ここでお伝えしたいのが、「子育て家庭は時期も曜日も選べないこともある」ということ。
保育園の転園タイミング、夫の転勤辞令…。
繁忙期しか動けないご家庭、本当にたくさんいらっしゃると思います。
「閑散期に動けないなんてダメだ」と思わなくて大丈夫です。
繁忙期の中でも、平日・午後便を選ぶだけで1〜2万円変わることがありますので、
できる範囲で検討してみてください。
工夫②|荷物量を減らす。ただし「段ボール」はケチらない
費用節約の王道は、やっぱり荷物量を減らすこと。
トラックサイズと作業時間に直結するので、
ここを絞れると費用がストレートに下がります。
乳幼児期は、サイズアウトしたベビー服や
もう使わないベビーグッズが家のあちこちに眠っていたりするので、
引越しは整理の絶好機なんですよね。
「捨てるのはちょっと寂しい…」という気持ちもわかります。
でも、メルカリやおさがりで次のおうちに渡せると、けっこう気持ちよく手放せたりします。
ただし「段ボール」はケチらないでほしい話
ここで私の失敗談をひとつ。
ある引越しのとき、業者さんから最初に支給された段ボールだけで足りるかな、と思っていたら、
途中で段ボールが足りなくなってしまったんです。
「足りない分は後から追加で頼めばいいか」と気軽に注文したら、追加分は1枚あたりの単価がやや割高で、
結果的に最初から多めに依頼しておくほうがトータルで安く済んだ、というオチでした。
「最初から多めに頼んでおけばよかった」と反省したパターンでした。
もし同じように悩んでいるママがいたら、
段ボールはケチらず、最初から多めに依頼するほうがトータルで安く済むことが多いです。
見積もりのときに「うちの荷物量だと段ボール何枚くらいですか?」と業者さんに相談しておくと、
途中で「足りない!」と慌てずに済みますよ。
工夫③|距離×荷物量で業者の選び方が変わる
3つめの工夫は、「距離と荷物量の組み合わせで業者を選ぶ」こと。
近距離と遠距離では適している業者のタイプがまったく違います。そして距離だけでなく、荷物量との掛け合わせで判断するのがポイントです。
距離×荷物量で選ぶ業者タイプ
|
荷物少なめ |
荷物多め(家族4人分など) |
| 近距離(〜50km) |
軽トラ系個人業者・マッチングサービスも可 |
中堅・大手業者+一括見積もり |
| 遠距離(県跨ぎ〜) |
中堅・大手業者+一括見積もり |
中堅・大手業者+一括見積もり |
表の見方はシンプルで、右下に行くほど大手・一括見積もりが安心という理解で大丈夫です。
近距離×荷物少なめ:マッチングサービスも選択肢に
同一市区町村〜近隣市区町村くらいの50km圏内で、荷物が少なめなら、軽トラ系の個人業者やマッチングサービス(くらしのマーケット系)も選択肢に入ります。
実際に1人目が9ヶ月の頃、同区内の近距離引越しでマッチングサービスを使ったことがあります。荷物が少なかったこともあり、費用は10数万円・追加料金なしでスムーズに終わりました。
ただ、このときは**「乳児期初期・荷物少なめ・同区内近距離」の3条件が揃っていた**から合った選択肢でした。
子どもが増えて荷物が増えた今の家族構成だったら、同じ選び方はしないと思います。近距離でも家族4人分のフル荷物なら、次に紹介する大手業者を選ぶほうが安心です。
「近距離だからマッチングサービスでOK」ではなく、距離×荷物量の掛け合わせで判断するのがポイントです。
遠距離・荷物多め:中堅・大手業者+一括見積もりが安心
県跨ぎの遠距離や、家族4人分のフル荷物の引越しなら、
中堅や大手の引越し業者+一括見積もりが安心です。
理由は、保険の手厚さ・スタッフ体制・トラックの安定供給。
長距離は途中で何かあったときのリカバリー力が大手のほうが圧倒的に上で、
子連れだとなおさら「安心料」として価値があるかなと思います。
一括見積もりサービスを使うと、複数社の相見積もりが取れるので、
相場感もつかめて値下げ交渉もしやすくなりますよ。
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子連れ引越しで当日までに決めておきたいこと
費用と業者が決まったら、もう一つ考えておきたいのが「当日、子どもをどうするか」です。
引越し当日は、作業スタッフが出入りする中で荷物が次々と運び出されていきます。子どもにとっては見慣れない大人がたくさんいて、家の中がどんどん変わっていく——想像以上に落ち着かない環境になるんですよね。
9回の引越しで実感したのは、当日の子どもの居場所を事前に決めておくと、親の動きがぐっと楽になるということです。
当日の子どもの居場所、3つの選択肢
| 方法 |
向いているケース |
注意点 |
| 実家・義実家に預ける |
近くに頼れる家族がいる |
移動・受け渡しの段取りが必要 |
| 一時保育を利用する |
預け先がない・兄弟が多い |
人気園は早めの予約が必要 |
| 当日も一緒にいる |
小学生以上・比較的動ける子 |
作業エリアに入らないルールを事前に伝える |
乳幼児は預けられるなら預けた方が、親も子どもも当日がずっと楽です。一時保育は引越し日が決まったタイミングで早めに動くのがおすすめですよ。
業者さんへの気遣いは必要?
「子連れで迷惑をかけないか」「何か特別に伝えた方がいいか」と気になる方、多いですよね。
基本的に特別な配慮は不要ですが、見積もりや当日の挨拶のときに一言「小さい子どもがいます」と伝えておくと、作業スタッフも動線を意識してくれることがあります。
お茶やお菓子の差し入れは必須ではありません。用意できそうなら気持ち程度で十分ですよ。
見積もりを取る前に確認したい3点チェック
実際に動き出す前に、3つだけ確認しておくと見積もりがスムーズです。
見積もり前チェックリスト
- ☐ 荷物全体の把握:大型家具・家電・衣装ケースなど、段ボールに入れない物の数
- ☐ 距離:近距離(同一市区町村〜近隣)か、遠距離(県跨ぎ)か
- ☐ 時期の希望:繁忙期(3〜4月・8〜9月)を外せるか/曜日に融通はきくか
この3つが整理できていると、一括見積もりサービスに入力するときも迷いません。
複数社から見積もりが届くので、相場感をつかみつつ、
わが家に合った業者を選んでいけます。
一括見積もりサービスは1回の入力で複数社にまとめて依頼できるので、
忙しい子育て中の見積もり取り寄せにはぴったりかなと思います。
チェックリストが埋まった方は、そのまま見積もりに進んでみてくださいね。
→ 一括見積もりサービスで複数社にまとめて依頼する:(リンク予定)
まとめ|あなたが今日からできる工夫は?
子連れ引越しの費用について、おさらいしますね。
- 「子連れだから高い」は誤解。費用を決めるのは荷物量・距離・時期/曜日の3つ
- 工夫は3つ:①時期と曜日をずらす ②荷物量を減らす(段ボールはケチらない) ③距離×荷物量に合った業者を選ぶ
- 当日の子どもの居場所を事前に決めておくと、親の動きがぐっと楽になる
- 繁忙期しか動けないご家庭も多い。できる範囲の工夫で十分です、自分を責めないで
「子連れ引越しは高くつくもの」と思い込んでしまうと、
見積書を見たときに「こんなに…」と落ち込みやすいんですよね。
でも、何を工夫すれば下がるかが見えていれば、
見積もりへの不安はぐっと減ります。
家族構成も、働き方も、選べる時期・曜日も人それぞれ。
完璧を目指さなくても、できる工夫だけで数万円単位で変わることがあるので、
できることから少しずつ進めていけたらうれしいです。
最後にひとつ、考えてみてほしいことがあります。
あなたのご家庭で、3つのうちどの工夫から始められそうですか?
どの工夫から始めるにしても、まずは今の相場感を知ることが第一歩です。
一括見積もりサービスなら、複数社の見積もりが一度に届くので、わが家にとっての適正価格が見えてきますよ。
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もう少し準備の流れを知りたい方へ
→ 引越し準備の段取り完全ガイド
→ 引越し業者の選び方