引越し準備・手続き

子連れの引越し荷造り|順番より大事な「引越し後24時間」の設計

公開:2026年7月7日 更新:2026年7月30日

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子連れの引越し荷造り|順番より大事な「引越し後24時間」の設計
子連れの引越し荷造りは、順番を覚える作業じゃありません。9回引越した私が、時間がなくても迷わず動ける「引越し後24時間」の設計術を、すぐ使う箱・手持ちで運ぶもののチェックリスト付きでお話しします。

この記事でわかること

  • 荷造りは「順番」より「引越し後24時間」の設計
  • すぐ使う箱・手持ちで運ぶもののチェックリスト
  • 子どもの「食べる・寝る」を止めない詰め方
子どもがいると、荷造りが全然進まない…!

子どもがいると、荷造りってちっとも進まないんですよね。

抱っこして、ごはんを作って、寝かしつけて、それ以外の手続きにも追われて……気づけば一日が終わって、段ボールは今日も真っ白なまま。やり方が悪いんじゃなくて、そもそも、まとまった時間が取れない。私も毎回そうでした。

ライフステージの変化に合わせて9回引越してきましたが、子連れでいちばんラクだったのは、「時間がない」を前提にやり方を変えたこと。具体的には、引越し後の生活——とくに最初の24時間を先に決めておくやり方です。

時間がなくても、迷わず手が動く。その状態さえ作れれば、荷造りは驚くほど軽くなります。

もくじ

まず、何から詰める?(基本の順番だけ先に)

そもそも、何から詰めればいいの?

詰める順番の基本は、じつはシンプルです。スタートは引越しの2週間前くらい。大人のものから先に詰めて、子どものものは最後(直前まで使うので、前日か当日にサッとまとめれば十分です)。「大人が先、子どもは後」、これだけ。

……ただ、わが家はこれを守っても、引越し後にまた詰まりました。順番だけでは、足りなかったんです。

本当に大事なのは「開ける時」を想像して詰めること

順番通りに詰めれば、大丈夫でしょ?

引越し当日。荷物は無事に運び込まれました。問題は、そのあとでした。

子連れで土日に引越すと、月曜からはもう、いつもの5日間が待ったなし。保育園、仕事、ごはん。「台所の箱、どこだっけ」と山を崩して探している余裕なんて、どこにもないんですよね。そう気づいたのは、実際にその状況に立たされたあとでした。

詰めるときって、つい"しまう側"の都合で「キッチンのもの」「寝室のもの」と部屋別に分けます。大手の引越しサイトもそう教えています。でも、子育て中の引越しでこれをやると、開けるときに限って詰まるんです。

そこで私が変えたのは、詰める段階で「開ける時」を先に想像すること。
頭の中で、引越してから最初の24時間を再生してみます。たとえば、こんな場面です。

  • 引越し当日の夜、子どもを寝かせるとき、何があれば泣かずに眠れる?
  • 翌朝起きて、まず手に取るものは?
  • 朝ごはんを食べさせるのに要るものは、どの箱に入っている?

こうやって"その時の自分"を具体的に思い浮かべると、何を手元に残すべきかが、はっきりしてきます。そして、その24時間に手が伸びるものだけを、部屋に関係なく一つの箱に集めました。

わが家はそれを「すぐ使う箱」と呼んでいました。でも、箱は1つでも2つでも構いません。大事なのは箱を作ることじゃなく、「最初の24時間に何を使うか」を先に決めておくこと。箱は、そのための手段にすぎません。

中身も、多くなくていい。他の箱より先に目につく場所に置いて、初日の夜から開けられるようにしておくだけです。


【すぐ使う箱の中身チェックリスト】(保存版・コピペOK)

引越し当日〜翌朝に絶対使うものを詰める。他の箱より先に取り出せる場所に置く。

□ 歯ブラシ・洗顔・石けん・タオル
□ トイレットペーパー・ティッシュ
□ ゴミ袋(複数枚)
□ 着替え1〜2日分(家族分)
□ 充電器類(スマートフォン等)
□ 食器1セット・カトラリー(当日の食事分)
□ 常備薬・体温計
□ 子供:おむつ・おしりふき(翌朝分まで)
□ 子供:哺乳瓶・ミルク道具(ミルク期の場合)
□ 子供:すぐ食べられるもの(バナナ等)
□ いつも使っているブランケット(就寝用)


この中身さえ手元にあれば、残りの段ボールは正直、いつ開けても大丈夫。「部屋別」じゃなく「最初の24時間に使うか」。この一点で分けるだけで、引越し後の慌て方がまるで変わりました。

引越し全体のスケジュールは、こちらにまとめています。

赤ちゃん連れの引越し段取り完全ガイド

子どもの「食べる・寝る」だけは、止めない

引越しのバタバタ中、子どものごはんや寝るのはどうすれば?

最初の24時間を想像するとき、子ども関係だけは別格に扱っていました。大人は多少不便でも我慢できます。でも、子どもの「食べる」「寝る」は、一日たりとも止められないからです。

私がミルク期の子を連れて引越したときは、ポット・ミルク粉・おむつだけは業者便に乗せず、車に積んで自分の手で運びました。万が一トラックが遅れても、この子のごはんだけは絶対に切らさない——そのためだけに、手元に置きました。

離乳食を卒業してからは、バナナを手元に。新居に着いてすぐ、洗い物も調理もいらずに食べさせられるものが一つあるだけで、本当に助かりました。

寝る場所も同じです。新居で迎える最初の夜、子どもが安心して眠れるように、いつも使っているブランケットは「すぐ使う箱」へ入れておきました。慣れない部屋でも、いつものブランケットが一枚あるだけで、子どもの寝つきが違うんです。

開けている間の子どもの居場所も、ひと工夫。別室に分けると泣くので、私は"作業スペースのほう"を区切って、同じ空間で段ボールを開けるようにしていました。

子どものものは思いきって、「子ども用の箱2つ」だけに絞りました。おもちゃ・着替え・日用品、2箱に入りきる分だけ。把握できる量にまとめておいたおかげで、子ども絡みで「あれがない」と慌てたことは、一度もありませんでした。


【手持ち(車)で運ぶものリスト】(保存版・コピペOK)

業者便に乗せず、自分で持ち運ぶもの。引越し当日〜翌日の生活を止めないために。

□ ミルク・哺乳瓶・ポット(ミルク期)
□ おむつ・おしりふき(1〜2日分)
□ 子供の着替え(1〜2日分)
□ 母子手帳・常用薬
□ 貴重品・通帳・印鑑
□ 鍵・契約書類一式
□ 当日・翌日の食事(バナナ・レトルト等、すぐ食べられるもの)


産後すぐの引越しを考えている方は、こちらもあわせてどうぞ。

産後の引越しタイミングと準備

実は、この考え方は私の失敗から生まれました

なんで、そこまで考えるようになったの?

ここまで偉そうに書きましたが、「開ける時を考える」をやるようになったのは、派手に失敗したからです。

ある引越しで、自分のキッチン道具——フライパン・包丁・鍋を、最低限だけ残して早めに箱に詰めました。引越しまでの2週間は、それで快適でした。問題は、引越したあと。

「あれ、どこに入れたっけ」が止まらない。結局「キッチン」と書いた箱を3つ、全部開けるはめになりました。引越し初日の夜、開けっぱなしの段ボールに囲まれて、どこに何をしまうか一から考える……正直、あの夜がいちばん疲れました。

笑えるのが、子どものものでは同じ失敗を一度もしなかったこと。2箱にまとめて「何が入っているか」を把握できていたからです。

この差は何だったんだろう、と考えて行き着いたのが、さっきの「開ける時を先に想像して詰める」でした。しまう時の自分じゃなく、開ける時の自分を助けてあげる。たったそれだけで、引越し後の自分がこんなに変わるのかと、しみじみ思いました。

まとめ:荷造りは「順番」より「設計」

結局、何を意識して荷造りすればいい?

子連れの荷造りは、正しい順番を覚える作業じゃありませんでした。

時間が取れない中でも迷わず動けるように、引越し後の生活——とくに最初の24時間——を先に設計しておく作業。

「引越した初日の夜、この子に何が要る?」。そこから逆算すると、何を手元に置いて、何を先に詰めるかが、自然と決まってきます。

そして引越しの準備は、荷造りだけでは終わりません。私は毎回、荷造りを始めるのと同じタイミングで、業者の見積もりも取るようにしています。後から「もっと早く動けばよかった」と慌てずにすむからです。

わが家がよく使ったのは、LiPLUS 引越しのような一括見積もり。一度まとめて条件を出せるので、時間が取れない中でも業者比較がぐっとラクになりました。

子連れの荷造りは、体力勝負じゃなく設計勝負。今日の細切れの5分で、まずは「引越し後の最初の24時間」を想像してみることから始めてみませんか。

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この記事を書いた人

はれまの

ライフステージの変化に合わせて引越しを重ねてきた、子育て中の会社員ママ。引越しから始まる、暮らしの整え方を書いています。

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最終更新:2026年7月30日

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