家探しを始めた頃は、新築がいいと思っていました。新しくて、設備もきれいで、修繕の心配も少なそうだったからです。
ところが、同じ予算で物件を見比べるうちに、考えが変わりました。
この記事は、新築か中古かの正解を出すものではありません。同じ予算を何に使いたいか。わが家が実際に見比べて決めた基準をまとめます。
PR 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
この記事でわかること
家探しを始めた頃は、新築がいいと思っていました。新しくて、設備もきれいで、修繕の心配も少なそうだったからです。
ところが、同じ予算で物件を見比べるうちに、考えが変わりました。
この記事は、新築か中古かの正解を出すものではありません。同じ予算を何に使いたいか。わが家が実際に見比べて決めた基準をまとめます。
家を買うと決めてから見たのは3タイプでした。新築戸建て、中古のフルリノベ済み、中古のリノベなし。
新築を見て魅力に感じたのは、新しさやきれいな内装、設備でした。実際に見ると、やはり気持ちがいいものです。修繕の心配が少なそうに感じたことも、安心材料でした。
一方、わが家がより重く見たのは、駅からの距離や坂の有無、土地の広さ。それに、日当たりや庭とのつながり、隣の家との距離といった住環境でした。
見比べるうちに、条件を2つに分けて考えるようになりました。あとから手を入れられる部分と、あとから変えられない条件です。
内装や一部の設備は、あとから手を入れられます。ただし程度の差はありますし、家そのものの新しさは、リフォームをしても取り戻せるものではありません。
一方で、駅からの距離や坂の有無、土地の広さ、日当たり、庭、隣の家との距離は、住み始めてから変えることができません。
わが家の予算では、希望する条件をすべて同時に取ることは難しい状況でした。だから「同じ予算を何に使いたいか」を考えることになりました。
実際に同じ予算で見比べた結果を並べます。
| 項目 | わが家が見た新築 | 実際に購入した中古 |
|---|---|---|
| 駅からの距離 | 徒歩10分台は見つからず、20分前後の物件が多かった | 徒歩10分程度 |
| 地形 | 坂のあるエリアが多かった | 坂なし |
| 土地 | 100㎡あればいいほう | 150㎡弱 |
| LDK | 広くて18畳程度 | 20畳超 |
わが家の予算と探していた範囲では、こうした違いがありました。もちろん、新築が駅から遠い、中古なら広いという話ではありません。予算やエリアが変われば、結果も変わります。
そのうえで、同じ予算でも「何にお金を使うか」はかなり違うと感じました。
わが家が特に重く見たのは、駅からの距離・坂の有無・土地の広さでした。
ただ、表にすると数字の話に見えますが、実際に見て回って効いたのは、日当たりや庭とのつながり、隣の家との距離といった、図面では分からない部分でした。購入した家も、リビングに入ったときに窓から光が差し込んでいて、思わず立ち止まったのを覚えています。
家探しで何を優先するかは、実際に物件を見て回るうちに変わっていきました。わが家がたどり着いた「どう暮らすか」の話は、こちらにまとめています。
購入したのは築20年の中古です。
築20年の中古を見るとき、わが家は建物の新しさよりも、土地や立地、そのまわりの環境に目が向きました。
建物はこれからメンテナンスしながら使う。一方で、駅からの距離や坂、土地の広さ、日当たりや庭、隣の家との距離は、買ったあとに変えられません。
そう考えると、わが家では建物そのものより、土地条件に予算を使っている感覚がありました。
購入価格とは別に、入居前には120万円弱の費用がかかりました。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| インスペクション(住宅診断) | 8万円 |
| 中古住宅適合証明書の作成 | 8万円 |
| リフォーム | 約100万円 |
| 合計 | 120万円弱 |
適合証明書は、フラット35を使ったために必要になったものです。
リフォームの中身は、壁紙の変更(1階全部と2階の寝室)、食器棚の撤去、スケルトン階段の安全対策、全室のハウスクリーニングでした。
庭の手入れは引越し後に予定しているので、この120万円弱には入っていません。
120万円弱の追加費用はかかりました。それでも、「あとから変えられない条件を優先する」という判断は変わりませんでした。土地の広さや日当たり、庭のある暮らしは、あとからお金をかけても手に入れられないものだからです。
わが家が「お得だった」と感じるのは、安く買えたからではありません。同じ予算を、自分たちが優先したい条件に使えたからです。
もうひとつ、良かったと感じているのが内装です。わが家が見ていた新築は完成済みの物件が中心で、内装はすでに決まっていました。一方、購入した中古では、入居前のリフォームでクロスを自分たちで選びました。
駅の近くで、庭のある家に住める。そこにクロスを自分たちで選べたことも重なって、私たちにとっては、その予算の使い方に納得感がありました。
新築か中古かを先に決めなくてもよかった、というのがわが家の実感です。
同じ予算で何を取りたいか。あとから変えられない条件は何か。そこから考えると、物件の見え方が変わりました。
わが家は、駅からの距離や坂、土地の広さ、日当たりや庭といった住環境を優先し、その結果として中古を選びました。中古だから正解だったのではなく、私たちにはその予算の使い方が合っていた、ということです。
では、駅距離・広さ・間取りなど、条件がいくつもある中で何から決めたのか。わが家が物件選びで使った3つの判断軸はこちらにまとめています。